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DATE: 2007/01/17(水)   CATEGORY: 未分類
芥川賞、直木賞その他(小谷野さままゐる)
http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/

小谷野さま。その1
私も直木賞の該当作なしに疑問です。北村薫さんはあまりにベテランなので落とされたか。いわゆる時間三部作(『スキップ』『ターン』『リセット』)でじゅうぶん受賞出来たと思いますが。ただし、北村さんは登場人物が善人すぎるものが多いという弱点(というか、私はそこがやや好きではない)があるように思います。すっごく優等生的なんだよね。候補作の『ひとがた流し』は、私などと同世代の女性たちを描いている作品なので連載中に読んでいましたが、「こんな善人いないよう」と叫びたくなる場面がしばしばでした。あえて女の汚いところを書かない方なんでしょうか。ミステリの方は文句なしに評価するんですがねえ。北村さんのミステリは、人殺しが出てこないものほどいいと思います。「円紫さんと私」のシリーズはもう読めないんでしょうか、残念。

星野智幸さんの小説は、「ふつう」の人にはわからないでしょう(私もよくわかりません。豊崎由美はえらく評価してるが)。中原昌也さんも、高樹のぶ子が三島賞だったかな、選考委員を辞めるとか辞めないとかいってごねていましたね。

時期を逃すと取れないのが芥川・直木賞です。山田詠美と車谷長吉が直木賞というのも変といえば変。
(長吉っつあん、姫路ではものすごい有名人になっています。この人のように、芥川賞を落選したとき、選考委員のわら人形を作って五寸釘打った、とかいう嘘かもしれないエピソードは、私もやりかねないので大好き。ちなみに私は先日、姫路出身の某有名人の名前を冠した賞の候補になって落ちたらしい。あれだけ悪口書いた人たちが選考委員に入っているにもかかわらず、候補にしてくれたのはむしろ偉いかも知れませんね)

それにしても石原慎太郎、「大江戸線」などといういいかげんな地下鉄の名前付けるようなセンスで選考委員なんかしちゃいけませんよ。

小谷野さんへ、その2
怪獣映画がお好きなようですが、同世代の私もかなり観ていますよ。
どの映画か忘れましたが、ゴジラが清水寺の舞台にやってくるシーンがあったんです。そのとき、座席の京都市民たちの間からいっせいに「ああー」というため息がもれたのを、小さかった私は聞いています。たぶん、ショックだったんだと思いますね。しかし、ゴジラはなぜか清水寺をつぶさずに帰ってゆくのでした。
これって、「京都に原爆が落とされなかったのは、アメリカ人が京都の文化財を尊んだためである」という伝承と同じ効果があったんではないか、と今でも思っています。
もちろん、この伝承は嘘であることが、吉田守男さんの『京都に原爆を投下せよ』(角川書店)にて証明されていますが、今でもこんなことを言っている人は多いです。

モスラはいちばん好きな映画なんですが、東京タワーに繭をかけたシーン、東京の人はどう思ったんでしょうか? 
最近、「プリティモスラ」という小さなモスラが出てくるリバイバル映画がありましたね。さすがに恥ずかしくて観ていませんが・・・。

小谷野さま、その3
高校生のとき、バートン版『千夜一夜物語』(岩波文庫、全26巻)を通読し、そのうえで、図書館にあるいちばん分厚い単行本である、辻邦生『背教者ユリアヌス』を読了するのが一部の生徒の間ではやりまして、残念ながら私は二番手に甘んじた記憶があります。それで、次は『大菩薩峠』に挑戦してやっと一番手をとりましたが、『徳川家康』は挫折しました。家康がなかなか産まれないんだもん。

最近ビュトールの『時間割』が文庫になったのでびっくりしました。これって、昔家にあった世界文学全集で読んだのですが、ずっと「変な推理小説」だと思っていたのです。隣りの巻がポーだったんで、てっきり推理小説だと思いこんでいました。
カルヴィーノなどはお読みになりますか? これもほとんど邦訳されましたし、文庫になりました。でも、単行本版の『見えない都市』の装丁がいいんだけどねえ。
村上春樹がチャンドラーの『ロング・グッドバイ』(昔は『長いお別れ』)を訳したらしいので、楽しみです。これはアルトマン監督の映画が非常に私の感覚に合っていて、フィリップ・マーロー役の俳優さん(エリオット・グールド、とかいった)がイメージにぴったりだった記憶があります。それ以前は、ロバート・ミッチャムなんかがマーローをやっていて、これじゃあ、片岡千恵蔵が金田一耕助やるような違和感がありますからね。金田一耕助役は、ATGが作った『本陣殺人事件』の、痩せていたころの中尾彬がいちばんいいと思います。

今日もおしゃべりしてしまいました。たいへん失礼。「本家」に比べるべくもありませんが、まあ、「ドッキリチャンネル」貴子版、というところで(あつかましいか、あまりに)。
ただのおしゃべりだから、読み飛ばしてくださいまし。

追伸。生涯勉強、をまたしても痛感
今、日露戦争のことについて初歩的な勉強をしているんですが、「義和団の乱」と言ってはいけないらしいことを知り、改めて自分の認識の甘さを痛感しました。このごろは「義和団運動」というらしいです。伊丹十三さんの「北京の55日」はいずこ? 「乱」ではない、ということでしょうか。このままだと、「承久の乱」も違った言い方になるのかも知れません。上皇が倒幕運動したんだから、安部内閣にとってはおもしろくないかも。「承久事件」への言い換えは近い? 
ほんとうに、勉強しなくちゃ・・・。
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2007/02/16(金) 11:50
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